オンライン診療で役立つメモの書き方と受診前後の確認ポイント
オンライン診療を受ける際、医師に伝えたいことや質問したい内容をメモしておくと、診察中に確認しやすくなります。画面越しの会話では、伝える内容を整理しておきたいと考える方もいるでしょう。
オンライン診療のメモには、決められた書式を使うのではなく、自分が確認したいことを分かりやすくまとめる方法があります。
この記事では、受診前に書いておきたい項目、診察中のメモの取り方、受診後の記録方法について、一般的な情報を紹介します。
オンライン診療でメモを準備する目的
オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどを使用し、映像と音声を通じて医師の診察を受ける仕組みです。対面診療とは異なり、医師が直接確認できる情報には限りがあります。
そのため、自分が伝えたい内容を事前に整理しておくことは、診察時のコミュニケーションに役立ちます。
伝えたい内容を整理できる
診察中は医師から質問を受けたり、説明を聞いたりするため、事前に考えていた内容を思い出しにくくなる場合があります。
相談したいことを箇条書きにしておけば、手元で内容を確認しながら会話を進められます。
長い文章を書く必要はありません。自分が読み返して理解できる程度に、簡潔に整理するとよいでしょう。
質問の聞き忘れを防ぎやすくなる
診察前には確認したいことが複数あっても、会話が始まると一部を忘れることがあります。
質問をメモにまとめておくことで、診察中に確認済みの項目と、まだ聞いていない項目を区別しやすくなります。
オンライン診療の受診前にメモしておきたい内容
受診前のメモでは、現在の状況、これまでの経過、医師に質問したいことなどを分けて整理すると便利です。
現在の状況や相談したいこと
医師に伝えたい内容について、分かる範囲で事実を記録します。例えば、次のような項目が考えられます。
- 今回相談したいこと
- 気になる状態に気づいた時期
- その後の経過
- 日常生活で気になっていること
- 医師に確認しておきたい疑問
すべての項目を埋める必要はありません。分からないことは無理に推測せず、診察時にそのまま伝えることが大切です。
メモは自己診断のためではなく、医師に情報を伝えるための補助として使用します。
服用中の薬やこれまでの受診情報
現在服用している薬がある場合は、薬の名称や服用状況について確認できる情報を準備しておきます。
お薬手帳や医療機関から受け取った書類などがあれば、必要に応じて参照できます。
また、以前の受診内容について相談したい場合は、受診した時期や医師から受けた説明など、覚えている範囲で整理しておくとよいでしょう。
診察中に質問したいこと
質問は、相談内容とは別にまとめると確認しやすくなります。
- 診察後に必要となる手続きはあるか
- 次回の受診について確認することはあるか
- 医師の説明で分からない点はないか
- 診察後の問い合わせ先はどこか
質問が多い場合は、特に確認したい項目を先に書いておく方法もあります。
オンライン診療中のメモの取り方
診察中は医師との会話が中心となるため、すべての発言を記録しようとする必要はありません。
説明の要点を短く書き留める
診察中に説明を受けた際は、自分が後から確認したい内容を短い言葉で記録すると読み返しやすくなります。
例えば、次回の予約に関する案内や、医療機関への問い合わせ方法などです。
メモを取ることに集中して説明を聞き逃しそうな場合は、会話を優先し、必要に応じて説明内容をもう一度確認しましょう。
分からない言葉はその場で確認する
医師の説明に聞き慣れない用語が含まれていた場合は、その言葉をメモしておく方法があります。
意味が分からないまま自己判断せず、診察中に質問して確認することが大切です。
また、聞き取れなかった内容についても、遠慮せずに聞き直すとよいでしょう。
オンライン診療の受診後に残しておきたいメモ
診察が終了した後も、必要な情報を整理しておくと、後日の確認に利用できます。
診察日と説明された内容を整理する
受診後のメモには、診察日、確認した事項、今後の予定などを記録できます。
例えば、次回の予約日時や医療機関から案内された手続きなどです。
ただし、自分で記録した内容は正式な診療記録とは異なります。医師の説明とメモの内容に食い違いがある場合は、医療機関へ確認してください。
次回の診察に向けて質問を残す
診察が終わった後に、新しく質問したいことを思いつく場合もあります。
そのような内容を別の欄に残しておけば、次回の受診時に確認しやすくなります。
次回まで待たずに確認する必要があるか分からない内容については、医療機関の案内に従って問い合わせましょう。
オンライン診療のメモを管理するときの注意点
個人情報を含むメモの取り扱い
診察に関するメモには、健康状態や受診履歴などの個人的な情報が含まれることがあります。
紙に書いたメモは他人の目に触れにくい場所で保管し、スマートフォンなどに保存する場合は、端末の画面ロックや共有設定にも注意しましょう。
また、医療機関へメモを送る場合は、指定された提出方法を確認してください。
メモと録音・録画は区別する
自分で文字を書き留めることと、診察中の音声や映像を録音・録画することは異なります。
録音や録画を希望する場合は、事前に医療機関へ確認し、案内された取り扱いに従ってください。
診察内容を第三者へ共有する場合にも、個人情報やプライバシーへの配慮が必要です。
オンライン診療のメモに関するよくある疑問
メモは医師に事前提出する必要がある?
メモの提出方法は、医療機関が設けている受付手続きや問診方法によって異なります。
事前に問診票への入力を求められる場合もあるため、予約時の案内を確認しましょう。
自分用に作成したメモを提出する必要があるかについては、利用する医療機関に確認してください。
紙とスマートフォンのどちらで書けばよい?
紙のメモ帳とスマートフォンのメモ機能は、どちらも情報を整理する手段として利用できます。
オンライン診療をスマートフォンで受ける場合は、同じ端末でメモを表示すると画面の切り替えが必要になることがあります。
診察中に確認しやすい方法を選び、必要な内容をあらかじめ準備しておくとよいでしょう。
まとめ
オンライン診療のメモは、受診前の情報整理、診察中の質問確認、受診後の記録などに活用できます。
相談したい内容や質問を簡潔にまとめ、診察中は医師との会話を優先することがポイントです。また、メモには個人情報が含まれることがあるため、保管や共有の方法にも注意しましょう。
オンライン診療の利用方法や注意点については、厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」でも確認できます。
メモはあくまで情報整理の補助です。診察や医療上の判断は医師が行うものであることを理解し、分からない点は医療機関へ確認しましょう。




















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